L O A D I N G



なぜ、犬なのか


動物の中でも「犬」を対象とするのは、人間が共同生活を営んだ最古の動物であり、
相互コミュニケーションをとる能力が最も優れているためである。
また、犬は適切なトレーニングによって、他の動物よりストレス少なく自発的かつ
安定的な教育プログラムを実施する
ことができる利点がある。
命や思いやりの⼼や異なる価値観と分かり合うことの大切さを学ぶためには、
同じ命をもつ身近な動物「犬」を介在したふれあい体験は有効な学習であると
立証されている

「動物介在学習プログラム」の4つのねらい


①実践的な理解を深める
②自分も他人も大切にする心を育む
③「主体的・対話的で深い学び」を
通して自分事として考える
④心豊かに生きる子どもを育てる

実践例

生活科
≪ふれあい体験学習≫

めあて 犬のことを知って、仲良くなるコツをつかもう

①「めあて」の確認
②教材を使った、ふれあい方などの学習
③介在犬とのふれあい学習
大きさ比較
⼈と⽝の⼤きさの具体的な⽐較対象として、 「犬から見た⼈の⼿の模型教材」を開発。 ⾃⼰投影した⽝からの目線を体験し、 相⼿の⽴場になるということを体感的に学ぶ。
大きさ比較
感情
⽝の表情写真から気持ちを想像し、
表情を真似ることにより、⽝にも⼈と同じような感情があることを学ぶ。
感情
寿命
⼈と⽝の寿命の相違点を、⼀般的な時計と 7倍速で動く時計で視覚的に寿命の短さを理解し、命の尊さを実感する。
寿命
犬の登場・自己紹介・挨拶方法
介在犬の紹介とともに、犬にも個性があることを知る。個々の特技を見ることで、犬に対する好奇心を高める。その後、犬の行動認識は嗅覚情報に優位性があることを学び、安全に匂いを嗅がせる挨拶の方法を実践する。
犬の登場・自己紹介・挨拶方法
グループに分かれて挨拶
1頭につき約5名に分かれてふれあいを⾏う。
※事前に保護者へ「アレルギー」「犬への恐怖心」のアンケートをとり、アレルギー児童や恐怖心のある児童は帽子をかぶり授業に参加。帽子の色により、スタッフや教員が識別しケアをしながら授業を進行する。
グループに分かれて挨拶
観察
体の観察を通して、触覚で感じる温かさや 感触を実感しながら、⼈と⽝の相違点を発⾒する。仲良くなるためには、観察し、相⼿をよく知ることの⼤切さについて気付きを与える。
観察
一緒に遊ぶ
言語能力をもたない犬とのコミュニケーションの図り方について自ら考え相違工夫することで、自発的に相手を思いやり、相手の気持ちを考えることを体験する。
一緒に遊ぶ
心音を聞く
犬にも同じ命があるということを実感するため、心音拡声器を使用して人と犬の心音を聴き比べる。
心音を聞く
まとめ
45分という短い時間で、言葉の通じない犬となぜ仲良くなれたのかを考える。
まとめ

道徳科
≪振り返りの学習≫

めあて 児童の気づきや発⾒から教師がめあてを設定する

体験で感じた気持ちや出来事について、なぜそのように感じたのか、出来たのかを掘り下げて、命や他者理解についての学びを深める。
生活科の体験学習の整理
ふれあい体験後の感想やアンケート、写真、動画などを活用して、体験で学んだことを洗い出し整理。体験を想起させ、全体で共有する。
生活科の体験学習の整理
話し合い
整理した内容を活用しながら、どのように感じたのか、なぜそのような行動をとったのかについて考えを深める。
話し合い
自己との関わりについて考える
「生命を尊重すること」や「他者への思いやり」について、多面的・多角的に捉えさせたうえで、自分事として考える。
自己との関わりについて考える
まとめ
今日の授業を通して感じたことや考えたことをノートに記入。感想を共有することで、多様な感情や考え方に触れ、自己の納得を深める。
まとめ

導入の流れ


(実施希望日の2カ月前まで)
申し込み(WEB)
(約1カ月前) 詳細決定・
事前アンケート等
ふれあい体験授業
振り返り道徳授業
事後アンケート
省庁への報告および、授業の有⽤性や効果の検証研究、汎⽤化に向けた広報を⾏っているため、以下内容への同意が必要となります。
①事前事後に⾏う、教員・保護者・児童を対象にしたアンケートや感想の提出
②振り返り道徳授業の指導案提出
③授業の様⼦の動画や写真撮影 (メディア露出については可否選択可能)
人間が100回説明しても
伝わらないことが、
犬がそばにいるだけで
伝わることがある。
犬を通じた心の学びは、
多くの子どもたちに
たくさんの奇跡を起こしています。

一般社団法人マナーニは、
全国の国公私立小学校の、
「生活科」「道徳科」の授業で、
文部科学省・環境省後援による、
犬を介在した授業
「こども笑顔のラインプロジェクト」を
実施しております。

こども笑顔のラインプロジェクト

こども笑顔のラインプロジェクト
実施概要

授業名:こども笑顔のラインプロジェクト
対象:全国の国公私立小学校の1.2年生
主催:一般社団法人マナーニ
SDGsへの取り組み

SDGsへの取り組み

「こども笑顔のラインプロジェクト」は、一般社団法人日本SDGs協会による「4.質の高い教育をみんなに」の項目における認定事業です。