私たちは学校教育のなかで「犬」とのふれあいを通じて「命に興味を持ち、感じ、考える」機会を提供しています。その学びは、子どもの成長過程において、小さいけれどとても大切な種まきになります。
言葉を話すことはないけど、表現力の豊かな犬・子どもたちは、好奇心や想像力をもって主体的に「心の学び」を経験することで、他者や自分を大切にする心を育んでいます。
使命
当活動に参加することにより、愛犬と飼い主の絆が一層深まることを大切にし、愛犬にとって過度なストレスとならぬよう、日常的なトレーニング及び、現場でのケアに努めるものとする。
登用する犬について
活動に携わる介在犬は、主に家庭犬を指しており、日々愛情をもって育てられている愛犬とする。そのため、当プログラムのためだけに、犬を繁殖及び飼育管理しないものとする。
トレーニングについて
主に陽性強化トレーニングに基づき、犬に精神的及び身体的負担や過度なストレスを与える手法は行わない。また、犬の性質や性格に合わないトレーニングは強要しないものとする。
日々のケア、及び事後ケア
愛犬が健康で楽しく日々を暮らせるよう「犬の生きる権利」を尊重した生活を心がけ、充分な運動と休息を与え、日々の健康観察を注意深く行う。
当日の活動
・常にストレスサインに注意を払い、状況に応じて随時退出等の対応を行う。
・犬にも個性、感情があり、安全範囲内での喜怒哀楽などの感情表現を重視し、過度なストレス環境を回避した上で、相互にとって積極的な学習の場とする。